〝贄の魂〟という悪魔に好かれる魂を持つ少年・幸彦は、幼いころから幽霊が見えた。
幸彦は幽霊だと思っているが、その実態は悪魔。
悪魔に憑りつかれた人間は運を奪われ、不幸な事故に遭遇して死にやすくなる。
そんな幸彦は平和な日常を望み、友達や彼女を欲していたが、自分のそばにいると誰かを巻き込んで不幸にしてしまう。
なんとか悪魔を退治できないかと悩んでいたそんなある日、主人公は本物の悪魔に遭遇してしまう。
逃げ出した先にあった教会でアリシアというシスターと出会い、悪魔を退治するための契約を交わす。
しかしアリシアの正体は魔王になることを企む「悪魔」だった――。